2026年9月15日のニュース

on 2026-09-15 |  11 minute read

食料品の消費税を1%に 政府が減税の大綱を閣議決定へ 2年限りの措置

政府は15日、飲食料品の消費税を1%に引き下げる税制の大綱たいこうを閣議決定かくぎけっていする。自民党じみんとうと日本維新の会にっぽんいしんのかいの税制調査ちょうさ会が了承りょうしょうしたもので、2027年4月から2年だけの臨時りんじの措置そちと明記された。酒類と外食は10%の水準すいじゅんのまま置かれる。

必要な財源ざいげんはおよそ10兆円にのぼる。政府は、赤字国債さいに頼らず、歳出と歳入の全体を見直してまかなうとしている。補助金ほじょきんや税の優遇ゆうぐうを縮小しゅくしょうすることや、税以外の収入も考えられている。

減税で減収げんしゅうとなる中小の農家には、売り上げの大きさに合わせた給付金で補おぎなう。外食の産業には、売り方を広げる取り組みを支える。税率が変わる前後の2か月は、値札ふだの張はり替えを猶予ゆうよする。所得しょとくに連動した給付の仕組みは、2027年度に先に始める。

政府は10月に開かれる臨時国会に関係する法案を出し、できるだけ多くの党の賛成を得て成立させたい考えだ。

語彙

単語KIC章読み意味
大綱Ch.124たいこうoutline, framework
臨時Ch.97りんじtemporary
調査会Ch.61ちょうさかいresearch commission
了承Ch.60りょうしょうapproval, assent
財源Ch.63ざいげんfunding source
国債Ch.99こくさいgovernment bond
補うCh.76おぎなうto make up for
値札Ch.75ねふだprice tag
張り替えCh.93はりかえre-papering, replacing
猶予Ch.121ゆうよgrace period

出典

イラン原子力庁トップがIAEA総会に出席できず 米が渡航の免除に反対

イランの原子力庁げんしりょくちょうのトップであるモハンマド・エスラミ氏が、ウィーンで開かれるIAEA=国際原子力機関の年次総そう会に出席できなくなった。オーストリアがビザを取り消し、5日間の会議に行けなくなった。

IAEA General Conference hall in Vienna 写真:2012年のIAEA総会(IAEA Imagebank、CC BY-SA 2.0)

これは、国連の安全保障理事会あんぜんほしょうりじかいが渡航の禁きん止の免除めんじょを認めなかったためだ。去年、フランス・ドイツ・イギリスが「スナップバック」と呼ばれる仕組みを使い、2015年の合意で止まっていた国連の制裁せいさいが自動的に復活した。原子力やミサイルに関わるイランの当局者への渡航の禁止も、その中にある。

イランのナジャフィ大使は「私たちの完全かんぜんで効果的な参加を妨さまたげることは、IAEAの枠組みの文言にも精神せいしんにも反する」と話した。外務省の報道官ほうどうかんのバガイ氏しは、アメリカがオーストリアに圧あつ力をかけたと非難している。

アメリカのグリフィス大使は免除に反対し、エスラミ氏の参加は「イランがIAEAの場を宣伝せんでんの舞台ぶたいとして使うこと」につながると話した。エスラミ氏は2021年に就任して以来、たびたびこの総会で演説してきた。

語彙

単語KIC章読み意味
氏Ch.53しMr./Ms. (suffix)
総会Ch.52そうかいgeneral conference
完全Ch.60かんぜんcomplete
精神Ch.65せいしんspirit
報道官Ch.66ほうどうかんspokesperson
禁止Ch.60きんしban
免除Ch.72めんじょexemption, waiver
制裁Ch.91せいさいsanctions
妨げるCh.57さまたげるto obstruct
圧力Ch.94あつりょくpressure
宣伝Ch.63せんでんpropaganda, publicity
舞台Ch.74ぶたいstage

出典

インドがネパールに電力を供給へ 洪水で水力発電所が壊れる

インドの電力省でんりょくしょうは14日、ネパールに1日18時間、654メガワットの電力を送ることを認めたと発表した。12月31日まで続ける。同省は「この承しょう認は、この難しい時期にネパールが電力の必要を満たす助たすけとなり、インドとネパールの長く近いエネルギーの協力をさらに強める」としている。

8月26日、中国とネパールの国境こっきょうで氷河ひょうがの山が崩くずれて大きな洪水こうずいが起き、ネパールとチベットで1400人以上が亡くなった。ネパールでは5500人以上の行方が分かっていない。

この洪水で、少なくとも12の水力発電の事業が壊こわれた。5500人を超こえる行方不明者のうち、少なくとも900人は発電所の作業員だ。ネパールは洪水の前、エネルギーのほぼすべてを水力発電でまかなっていた。

国連は生き残った人たちへの支援しえんに5000万ドル近くを求もとめている。ネパールの当局者によると、立て直しには少なくとも50億ドル規模きぼのお金が必要だという。

語彙

単語KIC章読み意味
承認Ch.60しょうにんapproval
助けCh.61たすけhelp
国境Ch.80こっきょうborder
求めるCh.70もとめるto seek
氷河Ch.88ひょうがglacier
崩れるCh.129くずれるto collapse
洪水Ch.114こうずいflood
壊れるCh.80こわれるto break
支援Ch.101しえんsupport
規模Ch.91きぼscale

出典