2026年8月29日のニュース

on 2026-08-29 |  10 minute read

ネパールの洪水 死者586人に 行方不明は1900人超 日本人5人も

ネパールと中国の国境こっきょうの近くで26日に起きた大きな洪水こうずいは、NHKによると、29日までに両国で586人が亡くなったことが分かり、ネパールでは1900人を超こえる人の行方が分からなくなっている。26日の時点では死者98人と伝えられており、川の下流まで調べが進むにつれて数が大きく増えた。日本人5人とも、いまだに連絡が取れていない。

ネパールの新聞カトマンズ・ポストは28日、警察の話として死者は475人、行方が分からない旅行者などは667人で、そのうち127人がネパールの人だと伝えた。インドや韓国、アメリカ、ロシア、イタリアなどの外国人31人が救助きゅうじょされた。

洪水は26日の朝、氷河ひょうがから氷と岩が崩くずれ落ちて川に入り、ボテコシ川ボテコシがわとトリスリ川トリスリがわを一気に流れ下って起きた。家や橋、道路が流され、外と行き来できなくなった集落もある。ネパール軍や警察はヘリコプターを出し、川の岸や下流の集落で捜索そうさくを続けているほか、ラスワでは水力発電所のトンネルに閉じこめられた人の救助にあたった。

語彙

単語KIC章読み意味
国境Ch.80こっきょうborder
洪水Ch.114こうずいflood
超えるCh.83こえるto exceed
救助Ch.70きゅうじょrescue
氷河Ch.88ひょうがglacier
崩れるCh.129くずれるto collapse
捜索Ch.119そうさくsearch (for missing people)

出典

日本製紙の米子会社で11人死亡 タンクの厚さが安全の基準に足りず

ことし5月にアメリカのワシントン州ワシントンしゅうロングビューにある日本製紙にほんせいしの子会社の工場で、大きな薬品のタンクが破裂はれつし、11人が亡くなった事故について、アメリカの国の機関による調査ちょうさで、タンクの外側がわの厚あつさが安全のために必要な基準に足りていなかったことが分かった。

事故が起きたのは、日本製紙のグループの「日本ダイナウェーブ・パッケージング」の工場だ。タンクに入っていたのは、紙の原料となるパルプを作るときに使う薬液やくえきで、強いアルカリ性の有害ゆうがいな成分が入っており、体にかかるとやけどを起こすおそれがある。事故の翌日にも1人が亡くなり、当局はこれ以上の生存者はいないだろうとしていた。工場では遺体いたいを運び出す前に、こわれたタンクを安定させる必要があった。

この工場では過去にも火事が起きたことがあり、環境かんきょうの基準を守らなかったとして罰ばつを受けたこともある。

語彙

単語KIC章読み意味
破裂Ch.111はれつrupture, bursting
調査Ch.61ちょうさinvestigation
側Ch.59がわside
厚さCh.63あつさthickness
薬液Ch.68やくえきchemical solution
有害Ch.57ゆうがいharmful, toxic
遺体Ch.93いたいbody (of the deceased)
環境Ch.80かんきょうenvironment
罰Ch.106ばつpenalty

出典

CIA長官がモスクワを訪問 ウクライナの停戦交渉が止まる中で

アメリカのCIA=中央情報局のラトクリフ長官が25日、モスクワを訪問ほうもんし、ロシアの情報機関の関係者と話し合った。アメリカ軍の輸送機がモスクワのブヌコボ空港ブヌコボくうこうに降り、同じ日にロシアを出た。

ロシアのペスコフ報道官によると、ラトクリフ長官はプーチン大統領とは会っていないが、大統領はこの接触せっしょくについて報告ほうこくを受けた。報道官は「情報機関どうしの接触は、それ自体がよいことだ」と話した。トランプ大統領は、今回の訪問を「半分は決まった手順てじゅんのようなものだ」と話している。

アメリカは訪問に合わせて、モスクワやサンクトペテルブルク、ロシア北部への攻撃を止めるようウクライナに要請ようせいした。ウクライナのゼレンスキー大統領は、この訪問についてアメリカから説明を受けたと明らかにしている。両国の緊張きんちょうが続く中で、情報機関のトップがこうして動くのはめずらしい。

語彙

単語KIC章読み意味
訪問Ch.57ほうもんvisit
空港Ch.68くうこうairport
接触Ch.113せっしょくcontact
報告Ch.66ほうこくreport
手順Ch.72てじゅんprocedure
要請Ch.65ようせいrequest
緊張Ch.93きんちょうtension

出典