2026年8月11日のニュース

on 2026-08-11 |  12 minute read

台風15号 めずらしい進路で関東へ 今夜にも上陸のおそれ

台風15号は11日午前10時、福島県ふくしまけんいわき市いわきしの東およそ220キロを西へ進んでいる。中心の気圧きあつは985ヘクトパスカル、中心の近くの最大風速は23メートル、最も強い風は35メートルで、11日の夕方以降に関東にかなり近づき、夜には上陸じょうりくするおそれがある。

この台風は、東の海の上から日本に近づくというめずらしい進路を取っている。ふつう台風は南や南西から来るため、その動きは読みにくい。11日は休みの日で、お盆おぼんの時期とも重なっている。行楽地へ向かう人や帰省する人が多い中で、雨と風が最も強くなる時間がぶつかる形になった。

12日の正午までの24時間に降る雨の量は、東北と関東で180ミリ、東海で120ミリ、北陸で80ミリと予想されている。太平洋たいへいように面した海では、波なみの高さが7メートルになる見通しだ。気象庁きしょうちょうは、大雨で土や石が流れ出る災害さいがいや、低い土地が水につかること、川の増水、暴風ぼうふうに警戒けいかいするよう呼びかけている。交通にも問題が出ていて、東北新幹線しんかんせんでは日中を中心に遅れや運休が起きる可能性がある。

語彙

単語KIC章読み意味
気圧Ch.94きあつatmospheric pressure
上陸Ch.61じょうりくlandfall, coming ashore
お盆Ch.106おぼんObon (mid-August holiday season)
波Ch.68なみwave
災害Ch.65さいがいdisaster
暴風Ch.80ぼうふうviolent wind, gale
警戒Ch.108けいかいvigilance, being on guard
新幹線Ch.97しんかんせんShinkansen, bullet train

出典

トランプ大統領「ホルムズ海峡はアメリカ海軍が支配」 イランに賠償を求める

アメリカのトランプ大統領だいとうりょうは10日、ホワイトハウスで記者団に対し、「今ホルムズ海峡ホルムズかいきょうを支配しはいしているのは、アメリカ海軍かいぐんだけだ」と話した。さらに「50年の間にイランがもたらした損害そんがいについて、金を求もとめていく」と話し、これからの交渉でもイランに賠償ばいしょうを求もとめていく考えを明らかにした。

イラン外務省のバガイ報道官ほうどうかんは、アメリカが戦争の賠償を払い、制裁せいさいをやめなければ、ホルムズ海峡をもう一度開くことはないとしている。オマーンとの話し合いについては、うまく進んでいて、船が通る道の地図では合意したが、技術の面で問題が残っていると説明した。

ホルムズ海峡は、戦争が始まる前は世界の石油と液化えきか天然ガスのおよそ5分の1が通る場所だった。船の動きを見ているマリントラフィックによると、海峡を通った船は7日が15、8日が11、9日が6と、週末にかけて大きく減った。合意が見えないため原油の相場は高いままで、10日のブレント原油先物は1バレル84ドル台をつけた。市場を見る人からは、合意やタンカーの航行といったはっきりした形が出るまでは、値段に上乗せ分が残るという声が出ている。

語彙

単語KIC章読み意味
大統領Ch.76だいとうりょうpresident
海峡Ch.104かいきょうstrait
支配Ch.52しはいcontrol, domination
海軍Ch.56かいぐんnavy
損害Ch.57そんがいdamage, loss
求めるCh.70もとめるto demand, to seek
賠償Ch.128ばいしょうreparations, compensation
報道官Ch.66ほうどうかんspokesperson
制裁Ch.91せいさいsanctions
液化Ch.68えきかliquefaction

出典

あすヨーロッパで皆既日食 大陸で見られるのは1999年以来

12日、ヨーロッパなどで皆既日食かいきにっしょくが起きる。日食は、月が太陽たいようと地球ちきゅうの間に入って太陽を隠かくす現象げんしょうだ。グリニッジ標準時グリニッジひょうじゅんじの15時34分に始まり、月の影かげが北極ほっきょくからグリーンランド、アイスランド、スペインへと進む。太陽がすっかり隠かくれる時間は、最も長い所で2分18秒びょうだ。

すっかり隠れる帯おびの中には、スペイン、アイスランド、グリーンランド、ロシア、ポルトガルのおよそ1500万人が入る。スペインではビルバオ、バリャドリード、サラゴサ、バレンシアなどが帯の中に入り、マドリードとバルセロナでは99%が欠ける。日がしずむ少し前に起きるため、太陽は空の低い所に見える。一部が欠ける部分日食も入れると、世界でおよそ9億8000万人、8人に1人が見られる計算だ。パリでは92%、ロンドンでは91%、ベルリンでは85%が欠ける。

ヨーロッパの大陸たいりくで皆既日食が見られるのは1999年以来となる。次に起きるのは2027年8月2日で、スペインの南部から北アフリカ、イエメンにかけて見られる。

語彙

単語KIC章読み意味
皆既日食Ch.91かいきにっしょくtotal solar eclipse
太陽Ch.61たいようthe sun
地球Ch.70ちきゅうthe Earth
隠すCh.98かくすto hide, to conceal
現象Ch.71げんしょうphenomenon
影Ch.78かげshadow
秒Ch.90びょうsecond (of time)
帯Ch.82おびbelt, band (here: path of totality)
大陸Ch.61たいりくcontinent, mainland

出典